strangedoll’s diary

メンタルのことと所謂スピリチュアルなことのとっちらかりblog

この言葉を聞くために悩んでいたかもしれない

このところ体調の悪さの根源を探すべく自分のことを追い詰めていました。以前のような自分がダメなんだ、という追い詰め方ではなくてもっぱらどうしたらよくなるだろうという焦りに近い感じの追い詰め方です。
考えても考えてもこれ以上どうしたらいいかわからなかったし、新しく得た見知であるアドラー心理学に当てはめても思い当たることはあれど正解とはおもえませんでした。鎌倉のカウンセリングでも変化のときと言われ動かなきゃいけないんだ!と思ってはみたものの体が動かずもやもやしてばかり。アドラー心理学の影響を受けて普通になろうと思いつつ根底では普通を嫌がって特別であろうとするために体が動かないのではないかとか思いを巡らしていました。あまりにもやもやが続いてしまって絶望しかなくて過去の記事の通り自殺を考えたりするまでになりました。ピークは越えたもののまだ重たらしくしていました。
それが一つの言葉でふわっと軽くなったのです。

最近の体調の悪さから社内のおじいちゃんカウンセラーとの面談を予定しており、今日は行くことが出来ました。二回連続ドタキャンしているので流石に心配させてしまったようでした。申し訳なく思いつつ、ここ一ヶ月くらいの間のことを須らく話しました。普段は保健師さんとの面談用に書いてる生活記録表をもって臨んだのでわりと漏れがなかったかと思います。それだけ問題意識も高かったのだと思います。そこでの話でアドバイスを受けたのは以下です。
  • 心理学に興味を持つのは結構。ただ心理学の本にのまれないように、一度全部受け入れてから取捨選択すること。
  • 親に要求すべきことを彼氏に要求しないように意識すること。
  • 光療法で生活リズムを手に入れること。
  • 原因究明に躍起にならず静かに見つめること。
  • 時間が解決してくれることも大いにあり、流れに身を任すこと。
  • 不安要素は今は悪のように見えてものちに安定の要素となるから、不安要素も蓄積して見返して繋がってくるのを待つこと。
しかしながら、ざっくりとはわかるんだけれどもなかなか自分の中に染み込んできませんでした。
特に流れに身を任す、というのが、メンタルクリニックの主治医のいう無理しないと言われたことでひっかかったのもあり、全然腑に落ちませんでした。
そこで終わり際におじいちゃんカウンセラーが、言い直した言葉がとても破壊力のある言葉でした。
こういう悩みきったときは自分を引っ張っていくのではなくて自分についていく位の感じの心持ちでいた方がいいよ、と。
その言葉は凍った湖に斧を投げて氷は破られ、水が破れた穴から溢れ出てくるような感じがしました。とても優しい言葉でしたがその位威力がありました。
普段は自分を叱咤して引っ張っていくべきだけれども自殺を考えるくらい思いつめたら自分に自分がついていく位の方がいい。今の私にとってはこれが自然の流れに身を任すことであり、無理をしないということなのかとハッと気づかされ、涙が溢れてしまいました。
この言葉は私の中に何人か私がいるという認識をもっている私には強力でした。まだ気分は上がりきりませんが上がりきる必要はありません。少し霧は晴れてきた気がしました。私は私なりにまた頑張っていて、結果を得られないその頑張りを認められずに苦しんでいました。おじいちゃんカウンセラーのいうように努力が実ることの確率は高くなく、トライアンドエラーで少しでも確率を上げていくしかない。結果が得られたときだけ頑張りを認めるのではなく、頑張っている途中にも頑張りを認められるようにしていきたいと思います。この思考の癖は強力だと思うのでなかなか難しいですが。
昨晩から朝ちゃんと行かなきゃという緊張から眠れず寝たのが5時過ぎだったりして結局午前半になってしまったりしましたが、頑張って会社にいけてよかったです。